ホルモンの変化

薄毛と男性|女性ホルモンの関係

男性ホルモンと女性ホルモンについて、薄毛との関りを解説します。

性別に関係なく、誰にでも男性ホルモンと女性ホルモンがあります。2つのホルモンのバランスによって、男らしさや女らしさが作られているのです。では、男性ホルモンと女性ホルモンには、それぞれどのような役割があるのか?

代表的な男性ホルモンは3種類あります。

テストステロン・ジヒドロテストステロンデヒドロエピアンドロステロン

テストステロンは男性ホルモンの大部分を占め男性特有のたくましい身体を作るのに欠かせない存在です。効果は、以下の通りです。

・筋肉量を増やす・ヒゲや体毛を増やす・生殖機能の向上・骨格を太くする・闘争本能の促進

テストステロンの分泌量は1830歳ほどでピークを迎え、加齢とともに減少します。30代以降に性欲が衰えたり、筋力が落ちたりするのもテストステロンの減少が影響です。ジヒドロテストステロンは、テストステロンに還元酵素のリダクターゼが結合することで作られるホルモンです。髪は毛母細胞の分裂によって成長しますが、ジヒドロテストステロンは毛母細胞を委縮して働きを低下させてしまうため、薄毛に悩む方にとっては厄介なものです。ジヒドロテストステロンの生成を抑制することで、薄毛予防や改善につながります。AGAとは進行性の脱毛症で、主に遺伝や男性ホルモンによる影響が大きいと考えられています。毛髪の脱毛を引き起こすジヒドロテストステロンはAGAの進行を早めてしまうこともあります。AGAによる薄毛対策では、ジヒドロテストステロンの分泌量をいかに抑えられるかがポイントになります。そのために、生活習慣の見直しからできることもあります。

とくに意識してほしいのは以下の3つです

・食生活の見直し・十分な睡眠時間の確保と質の良い睡眠・適度な運動

次ページ以降で解説していきます。

女性ホルモンには大きく分けて「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。髪に影響をもたらすのはエストロゲンであり、健康的な髪を生成・維持するためには欠かせません。エストロゲンが持つ作用には以下のものがあります。

・髪の成長を促す・コラーゲンの生成を促す・太くハリ、ツヤのある髪を生成する・ヘアサイクルの成長期を保つ

エストロゲンの分泌量が少なくなると髪の成長を抑制したり、ハリやツヤのない髪が生成しやすくなります。20代後半にピークを迎えるため、30代以降はエストロゲンの分泌量を高める努力が必要です。

生活習慣が乱れると、髪の毛のサイクルを整えて健康な髪を育てる「女性ホルモン」の量が減少し、髪が細くなったり抜け毛が増えたりします。また、更年期に入ると生活習慣が整っていても女性ホルモン量が減少するため、薄毛や抜け毛が増えることがあります。日頃のストレスや喫煙習慣も薄毛や抜け毛の原因となるため注意が必要です。